【目次】皮膚科の薬に関するQ&A
ステロイド外用剤
ステロイド外用剤は、薬の強さ・塗る場所・塗る回数を守って使う必要があります。たかが塗り薬と侮って勝手な使い方をすると、思わぬ副作用を起こす恐れがあります。
◆ステロイド外用剤の『リンデロン』、DP・V・VG・Aの違いは?~4種の使い分けと効果・副作用
◆ステロイド外用剤は5つのランクに分類され、塗る場所によって使い分ける
◆『デルモベート』や『アンテベート』は、顔に使っても良い?
◆顔と手で違うステロイドを使う理由
ステロイド外用剤を塗るタイミング、塗り方、他の薬との順序にも気を付けて使うようにしてください。
◆お風呂上がりに薬を塗るのが最も効果的な理由
◆「保湿剤」と「ステロイド」、どちらを先に塗れば良い?
◆アトピー治療はいつまで続けるか~治ったと言える基準
◆「ステロイド」は塗り直ししても良い?
虫刺されや”あせも”にもステロイドを使うことがあります。
◆虫刺されとステロイド~家にある塗り薬の使い方
◆”あせも”に「ステロイド」は必要?
ステロイド外用剤は、少しくらい口に入っても問題ありません。
◆赤ちゃんが、口の周りに塗ったステロイド外用薬を舐めてしまう。大丈夫?
炎症がひとまず収まった場合、『プロトピック』に切り替えることがあります。
◆「ステロイド外用剤」から『プロトピック』に変わったのは何故?~急性期と慢性期の治療目的
◆『プロトピック軟膏』を使った時のヒリヒリ・ほてりは、身体に害がある?
◆大人なのに、『プロトピック軟膏小児用』を処方されたのは何故?
ステロイド外用剤の誤解
ステロイド外用剤に対して、広く蔓延している誤解があります。
◆ステロイドの塗り薬を使っていると、皮膚が黒く変色してしまう?
◆ステロイドの塗り薬は、ゴシゴシとすり込んだ方が効果的?
◆ステロイドの塗り薬で、全身の副作用は起こる?
◆「ステロイド外用剤」は、保湿剤やワセリンと混合すれば弱くなる?~基剤と有効成分の動態
ステロイドを含む塗り薬
ステロイドを含む塗り薬は、ステロイド外用剤と同様、塗布する場所や回数を守って使うようにしてください。
◆『エキザルベ』~感染防御と傷の再生
◆『ドボベット』~ビタミンD3とステロイドの配合剤
◆『オイラックスH』~ステロイドを含む痒み止め
保湿剤
保湿はスキンケアの基本です。ちょっと良くなったからといって自己判断で止めず、継続するようにしましょう。
◆『プロペト(白色ワセリン)』と『ヒルドイド』~エモリエント効果とモイスチャー効果
◆『プロペト』と『白色ワセリン』~ワセリン精製度による使い分け
◆『ヒルドイド』と『パスタロン』~尿素製剤の安全性
保湿剤は、思っているよりもたくさんの量を使う必要があります。
保湿剤の正しい使い方について。
◆「保湿剤」と「ステロイド」の塗布順序
◆ひび・あかぎれに、尿素のハンドクリームは使わない方が良い?~市販のケア用品の選び方
ニキビ(尋常性ざ瘡)
ニキビ治療は、保湿剤・『ディフェリン』などの予防薬・抗菌剤という3種の薬を重ね塗りするのが一般的です。
◆ニキビに『ヒルドイド』、ただでさえベタベタしているのに?
◆『ディフェリン』~毛穴の詰まりを防ぐニキビ治療薬、角質とレチノイド様作用
◆『エピデュオ』~『ディフェリン』と『ベピオ』の配合ニキビ予防・治療の効果と混合の問題
◆『デュアック配合ゲル』~過酸化ベンゾイルを配合した新薬
◆『ベピオ』~耐性菌の心配がないニキビ薬
◆『ゼビアックス』と『ベピオ』、同じニキビ治療薬の違いは?~抗生物質と殺菌剤
ケロイド・肥厚性瘢痕
ケガなどの傷跡が残るケロイドや肥厚性瘢痕は、予め薬を飲んでおくことで防ぐことができます。
◆『リザベン』で傷痕が治る?~ケロイド・肥厚性瘢痕への適応と作用
薄毛・AGA
男性型脱毛症は、保険適用で治療することが可能です。安易に薬を個人輸入せず、きちんと医療機関にかかるようにしましょう。
◆『ザガーロ』と『アボルブ』~同じデュタステリド製剤の違い
◆『ザガーロ』と『プロペシア』~治療効果の比較
日焼け止め
日焼け止めは、用途に応じて適切なものを選ぶ必要があります。塗り直しが必要なものが多いので、強さよりも使い心地も考慮しましょう。
その他の塗り薬
◆『カチリ』~水疱瘡に対する効果
◆『ゲーベン』~銀の抗菌作用と、塗布量の目安
~注意事項~
◆用法用量はかかりつけの主治医・薬剤師の指示を必ずお守りください。
◆ここに記載されていることは「原則」であり、治療には各々の環境や状況により「例外」が存在します。
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