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【疾患別の目次】 うつ病

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【目次】うつ病(SSRI、SNRI、NaSSA)に関するQ&A

うつ病の基本的な注意事項

 うつ病は誤解の多い病気です。「うつ」という病気と、一時的な「うつ」な気分とは、全く次元の異なるものです。自分や家族・友人がうつ病になってしまった時の対応は難しいため、病気に対する正しい理解が必要です。

「うつ病」は、なぜ他人に理解されにくいのか~理解を阻む最大の要因
うつ病に「頑張れ」が禁句な理由~安易な励ましは自殺を後押しする

SSRI(セロトニン再取り込み阻害薬)について

 抗うつ薬のSSRIは、最も賛否両論ある薬の一つです。入手した情報は客観的な「事実」なのか、あるいは個人的な「意見」なのか、正しく区別して読まなければ誤解や偏見を招く恐れがあります。


BDNF仮説~抗うつ薬は、根本治療になり得るのか?
『パキシル』や『ジェイゾロフト』などのSSRIの効果が2週間以上もかかる理由
『パキシル』は18歳未満には効かない?~根拠となった文献の評価

 SSRIは副作用が多いことも特徴です。しかし、本当に薬の副作用なのか、単なる体調変化なのか、見極めることは困難です。また、正しく使っていれば避けられる副作用もあります。

SSRIを飲んでいたら、副作用で太る?
『パキシル』を止めると頭痛や耳鳴りがする理由~非線形薬物の特徴

SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)について

 SSRIと違い「ノルアドレナリン」にも作用するSNRIも、使い方や注意事項はほとんどSSRIと同じです。

『ジェイゾロフト』と『サインバルタ』~SSRIとSNRIの違い
『イフェクサー』~第4世代SNRIの高い効果と、自殺リスクの議論

NaSSA(ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬)について

 NaSSAは、SSRIやSNRIと違い、飲み始めた日から効果が得られるのが最大の特徴です。

『リフレックス』~SSRIやSNRIとの作用の違い

うつ病の分類・診断は難しい~隠れた双極性障害

 ずっと落ち込んでいる「うつ病」と、たまにハイテンションになることがある「躁うつ病(双極性障害)」では、使うべき薬が異なります。そのため、症状のひどい時だけ病院へ行っていると、間違った診断をされる恐れがあります。

うつ病に『ジプレキサ』を処方されたのは何故?~うつ病の分類と処方意図

自殺予防のための薬

 自殺予防効果が認められた唯一の薬に、リチウムの薬『リーマス』があります。

『リーマス』~自殺予防効果が認められた唯一の薬

抗不安薬

 うつ病で感じる不安や焦燥感に対しては、即効性のある抗不安薬を使うことがよくあります。

『デパス』と『ソラナックス』~筋弛緩作用と作用時間による使い分け

うつ病に効く漢方薬

 漢方薬のみでうつ病を治療することは非常に困難ですが、抗うつ薬と併用することで、症状を緩和することができます。

うつ病に効く漢方薬がある?


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~注意事項~

◆用法用量はかかりつけの主治医・薬剤師の指示を必ずお守りください。
◆ここに記載されていることは「原則」であり、治療には各々の環境や状況により「例外」が存在します。

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薬の比較と使い分け100(2017年)
OTC医薬品の比較と使い分け(2019年)
ドラッグストアで買えるあなたに合った薬の選び方を頼れる薬剤師が教えます(2022年)
■日経メディカル開発
薬剤師のための医療情報検索テクニック(2019年)
■金芳堂
医学論文の活かし方(2020年)
服薬指導がちょっとだけ上手になる本(2024年)

 

【執筆】
じほう「調剤と情報」「月刊薬事」
南山堂「薬局」、Medical Tribune
薬ゼミ、診断と治療社
ダイヤモンド・ドラッグストア
m3.com

 

【講義・講演等】
薬剤師会(兵庫県/大阪府/広島県/山口県)
大学(熊本大学/兵庫医科大学/同志社女子大学/和歌山県立医科大学)
学会(日本医療薬学会/日本薬局学会/プライマリ・ケア連合学会/日本腎臓病薬物療法学会/日本医薬品情報学会/アプライド・セラピューティクス学会)

 

 

【監修・出演等】
異世界薬局(MFコミックス)
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