【目次】子どもの薬に関するQ&A
記事の内容
子どもの生活スタイルに合わせた用法の融通
お腹がいっぱいになると薬を飲んでくれない、保育所や幼稚園に行っている間の昼の薬が飲ませられない・・・そんな場合は、用法を融通することもあります。
◆子どもの飲み薬、どうして用法が食前になっているの?
◆学校や保育所・幼稚園に行っている間の薬、どうしたら良い?~お昼の薬の工夫
子どもが薬を誤飲したとき
薬に限らず、異物を誤飲したときは「吐かせる」ことが必ずしも正しいとは限りません。吐いた方が良いもの、吐かない方が良いものを知っておく必要があります。
また、こうした誤飲を防ぐためにも、薬は飴やラムネなどの空き箱に入れたりしないようにすることも大切です。
◆子どもが薬を誤飲してしまった時に考えること
◆薬品や異物を誤飲したときは、無理してでも吐かせるべき?
子どもの熱さまし
解熱薬(熱さまし)は、高熱によるだるさ・しんどさを和らげるための対症療法です。
◆子どもの熱に『カロナール』を使ったが効かない。追加で飲ませるべき?~平熱まで”解熱”させる必要はあるのか
◆子どもの『カロナール』、何時間の間隔を空けるべき?~追加する前に考える2つの可能性
◆『カロナール』や『アルピニー』などの解熱剤、どのくらいの熱で使うべき?~38℃や38.5℃と言われる根拠
上手に薬を飲ませる方法
どうしても薬が飲みづらい場合は、ジュースやアイス等に混ぜて飲ませる方法もありますが、混ぜるものを間違うと苦味が強くなるなど、かえって飲みづらくなることもあります。どの薬にはどのジュースが合うのか、一般的な傾向は知っておくことをお勧めします。
◆『クラバモックス』の上手な飲ませ方
◆『クラリス』ドライシロップの上手な飲ませ方
◆『タミフル』ドライシロップの上手な飲ませ方
◆1歳未満の乳児に「ハチミツ」がダメなのは何故?~「乳児ボツリヌス症」
◆子どもの薬を、ミルクに混ぜたらダメなのは何故?~薬よりも食事への影響を考える
◆『ミルラクト』をミルクに混ぜたが飲まない。しばらく置いておいても大丈夫?~酵素の安定性
漢方薬は、苦さや独特の香りが薬効になっている場合があります。安易にオブラートなどを使うと、薬としての効果が弱まってしまう恐れがあります。
抗生物質に関するトラブル
中耳炎などで子どもに処方されることの多い抗生物質(抗菌薬)は、自己流の勝手な使い方をしていると、次から薬が効かなくなってしまう可能性があります。
◆風邪で病院へ行ったのに、抗生物質を出してくれないのは何故?
◆子どもの抗生物質が変更になった、きつい薬に変わった?~抗生物質の強さの概念
◆「抗生物質」を飲んでいると”下痢”をするのは何故?~原因と対策
◆抗生物質で下痢をしている。薬を止めさせるべき?~我慢すべき下痢と、危険な下痢を見分けるポイント
子どもの薬の「困った」
小児用の薬で「困った」ときの正しい対応は、予め知っておくことをお勧めします。
◆『クラバモックス』が黄色く変色している、飲まない方が良い?
◆『クラバモックス』は、食直前に服用しないといけないのは何故?~「クラブラン酸」の吸収に与える影響
◆熱性けいれんの『ダイアップ』坐剤と、解熱剤の『アルピニー』坐剤は、一緒に使っても大丈夫?
◆『キプレスチュアブル錠』を噛まずに飲みこんでしまった。どうしよう?
◆『ホクナリンテープ』、いつ貼れば良い?~咳・喘息がつらい時間帯からの逆算と、お風呂の対策
◆『ホクナリンテープ』、剥がれた時はどうしたら良い?
◆『ホクナリンテープ』を貼る場所は、どこが一番良い?~胸・背中・上腕部の違い
◆赤ちゃんが、口の周りに塗ったステロイド外用薬を舐めてしまう。大丈夫?
子どもの薬・病気で知っておくべきこと
子どもしか罹らない病気があったり、子どもと大人では同じ病気でも違った症状になったり、また使う薬も全く違ったりと、子どもと大人の薬・病気は違いがあり、一緒にして考えることはできない場合がたくさんあります。
◆半分に割れば、同じ症状の子どもに飲ませて大丈夫?
◆『ロキソニン』は、子どもに飲ませても良い?
◆『パキシル』は、18歳未満には効果がない?~根拠となった文献の評価
◆子どもでも、ピロリ菌は除菌した方が良い?~小児のピロリ菌感染と、貧血との関連
◆「ノロウイルス」と「ロタウイルス」~大人と子どもの発症の違い
◆「プール熱」って何?~アデノウイルス感染で起こる結膜炎
◆「手足口病」って何?
~注意事項~
◆用法用量はかかりつけの主治医・薬剤師の指示を必ずお守りください。
◆ここに記載されていることは「原則」であり、治療には各々の環境や状況により「例外」が存在します。
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