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過去の記事一覧
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『ジスロマック』と『クラリス』、同じマクロライド系抗菌薬の違いは?~相互作用と服用の手間・妊娠中の安…
【薬剤師が執筆・監修】CYP3A4にほぼ影響しない『ジスロマック』は相互作用のリスクが低く、服用の手間や妊娠中の安全性評価の点からも優れているが、『クラリス』の…
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妊娠中でも「安全」に使える薬とは?~元からあるリスクと薬の影響
【薬剤師が執筆・監修】妊娠中の「安全性評価が高い薬」とは、「自然な状態でも存在するベースラインのリスクを高める恐れがない薬」という意味で、「この薬を飲んでいる人…
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『クレストール』・『リピトール』・『リバロ』、同じコレステロールの薬の違いは?~効果の強さ、使用実績…
【薬剤師が執筆・監修】使用実績が豊富な『リピトール』、作用が強力な『クレストール』、CYPの相互作用が少ない『リバロ』~効果・副作用は概ね変わらない「ストロング…
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『サイレース』や『ロヒプノール』、水に溶かすと青色になるのは何故?~悪用防止の措置
【薬剤師が執筆・監修】悪用防止を目的に2015年7月から「フルニトラゼパム」には「青色1号」が添加されているため、錠剤を砕いたり水に溶かしたりすると鮮やかな青色…
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『フェロミア』と『フェロ・グラデュメット』、同じ鉄剤の違いは?~胃酸の影響と錠剤の大きさ、お茶の相互…
【薬剤師が執筆・監修】胃酸の少ない状態でも安定して吸収される『フェロミア』、錠剤が小さく飲みやすい『フェロ・グラデュメット』~制酸薬やお茶(タンニン)との相互作…
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『バイアスピリン』を服用中に、痛み止めの『バファリン』を使っても大丈夫?~アスピリンジレンマのメカニ…
【薬剤師が執筆・監修】「アスピリン」は飲む量によって薬理作用が変わる~「トロンボキサン(TXA2)」と「プロスタグランジン(PGI2)」の合成阻害効果の優劣で決…
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光学分割した薬の用量設定~光学異性体の特性と、半分量ではない理由
【薬剤師が執筆・監修】ちょうど半分量の『ザイザル』、半分より多い『クラビット』、半分より少ない『ルネスタ』、同じ量の『ネキシウム』~なぜ光学分割されたのかによっ…
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消毒用エタノールの濃度(vol%,w/w%,w/v%)の区別と、日本薬局方・消防法の規程~消毒効果と…
【薬剤師が執筆・監修】エタノールの濃度表記には3パターンあるため、消毒用に使う場合は要注意~エタノールの消毒効果と代用品、消防法の規制、手洗いとの効果比較…
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「期待の新薬」をダメ元で使ってはいけない理由、プラセボと比較する理由、「社会が期待する効果」と「臨床…
有効性・安全性が確立した治療薬がまだ存在しない新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対し、テレビのワイドショー等で連日のようにコメンテーターたちが特定の…
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『イソバイド』が不味い、何か良い飲み方はないのか?~めまい薬の矯味
【薬剤師が執筆・監修】最も不味い薬の一つ『イソバイド』は、「オレンジジュース」か「リンゴ酢」で矯味する…
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「異世界薬局」の薬学考証裏話~その薬、水にするか粉にするか
『異世界薬局( MFコミックス刊)』の薬学考証~ビールジョッキで薬を飲む女帝・異世界感をぶった斬る「セントジョーンズワート」に関する父子カンファレンス・白粉によ…
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因果関係・相関関係・前後関係の違いは?~意図的なミスリードに騙されないために
【薬剤師が執筆・監修】「入れ歯をすれば長生きする」、「生贄を捧げれば雨が降る」…因果関係と、相関関係・前後関係を混同するとおかしなことになる…