- ホーム
- 過去の記事一覧
過去の記事一覧
-
『ダイアップ』と『アルピニー』、どちらを先に使ったら良い?~熱性けいれんの坐薬を使う順序
【薬剤師が執筆・監修】同時に使うと『ダイアップ』の吸収が大幅に遅れる~脂溶性と水溶性の薬・基剤の違いが生む相互作用…
-
『セレスタミン』ってどんな薬?~アレルギーへの相乗効果と副作用、ステロイドの含有量
【薬剤師が執筆・監修】「抗ヒスタミン薬」と「ステロイド」の相乗効果を期待した薬~『セレスタミン』の目的は、高い効果を維持したままステロイドの使用量を減らすこと…
-
共通の「事実」から、異なる「意見」が生まれる~情報は、事実と意見を分けて読む
【薬剤師が執筆・監修】同じ共通の「事実」から、異なる「意見」が生まれることがある~オーストラリア基準【C】の薬を例に、矛盾しない情報の読み方を考える…
-
『ナウゼリン』は食後に飲んだら効果が無くなる?~用法が「食前」の理由
【薬剤師が執筆・監修】『ナウゼリン』を食事の30分前に服用しておけば、食事が始まることには薬が効いていて、しかも「胃もたれ」による吐き気も防ぐことができる…
-
長く続く頑固な咳に、胃薬のPPIを処方されたのは何故?~逆流性食道炎と喘息
【薬剤師が執筆・監修】逆流性食道炎によって起こる慢性的な咳には、プロトンポンプ阻害薬(PPI)が効果的な場合もある~「喘息」と「逆流性食道炎」の合併…
-
-
『ガスロンN』ってどんな薬?~服用回数の少なさと口内炎への適応外処方
【薬剤師が執筆・監修】1日1回の服用で良い『ガスロンN』~投与制限のない「胃粘膜保護薬」は服用回数が多いものがほとんど…
-
『トラムセット配合錠』ってどんな薬?~「アセトアミノフェン」が配合される理由
【薬剤師が執筆・監修】除痛ラダー2段階目に位置付けられる「トラマドール」と、中枢を介して相乗効果を発揮する「アセトアミノフェン」の配合薬~『トラマール』の適応症…
-
なぜ『パキシル』や『ジェイゾロフト』などのSSRIは、効果が現れるまでに2週間以上もかかるの?~BD…
【薬剤師が執筆・監修】SSRIが脳の「セロトニン」を増やす、その「セロトニン」がBDNFの数を増やす、増えたBDNFが脳の神経細胞やシナプスを修復する、という3…
-
『ボルタレン』の「サポ」は、錠剤と何が違う?~坐薬にする3つのメリット、即効性・副作用・小児への使用…
【薬剤師が執筆・監修】同じ『ボルタレン』でも、坐薬は即効性に優れ、胃腸障害が少なく、1歳からでも使える~投与経路を変えることのメリット…
-
『ロキソニン』や『ボルタレン』でも「アスピリン・ジレンマ」は起こる?~非可逆阻害でなければ生じない時…
【薬剤師が執筆・監修】「アスピリン」がCOXを非可逆阻害することで起こる、「トロンボキサン」合成阻害が優位になるタイミング~血小板と血管内皮細胞が入れ替わる時間…
-
抗生物質の飲み薬は、市販されている?~原因菌の特定と耐性菌のリスク
【薬剤師が執筆・監修】感染症の原因は細菌なのかウイルスなのかを見極め、更にどんな種類の細菌かを特定してからでないと、効果のある抗生物質を選ぶことはできない…
-
『メバロチン』・『リポバス』・『ローコール』は、夕食後の服用でないとダメ?~スタチンの用法と実際の効…
【薬剤師が執筆・監修】コレステロール合成の日内変動と、朝1回と夕1回での治療効果の差~朝夕の指定がない「ストロング・スタチン」の効果…
-
『ベネット』や『ボナロン』、骨粗鬆症の薬は週1回や月1回の方が飲み忘れない?~用法の選択と服薬実行率…
【薬剤師が執筆・監修】服薬実行率が75%以上でなければ十分な効果が発揮されない「ビスホスホネート製剤」の飲み忘れを防ぐために~週1回の優れた服薬継続率と、月1回…
-
『ナゾネックス』や『アラミスト』、1日1回の点鼻薬はいつ使えば良い?~ステロイド点鼻薬を使うタイミン…
【薬剤師が執筆・監修】1日1回の「ステロイド点鼻薬」は、朝でも夜でも、鼻づまりの症状がマシな時に使うのが良い~効果がいまひとつの場合、回数や量を増やしても効果は…
-
高血圧の治療は、120mmHgと140mmHgのどちらを目標にするのが良い?~SPRINTの結果と厳…
【薬剤師が執筆・監修】120mmHgまで血圧を下げる厳密な降圧目標では、心筋梗塞や脳卒中を減らせるが、副作用のリスクも高まる~持病や病歴、使う薬によって、適切な…
-
「顆粒」・「細粒」・「散」・「ドライシロップ」、同じ粉薬の違いは?~定義の変更と、計量混合加算と自家…
【薬剤師が執筆・監修】「顆粒」と「細粒」は粒子径の違い、「顆粒」と「散」は製造工程の違い~第十六日本薬局方から変わった定義、「ドライシロップ」を混ぜたときの算定…