- ホーム
- 過去の記事一覧
過去の記事一覧
-
なぜ『パキシル』や『ジェイゾロフト』などのSSRIは、効果が現れるまでに2週間以上もかかるの?~BD…
【薬剤師が執筆・監修】SSRIが脳の「セロトニン」を増やす、その「セロトニン」がBDNFの数を増やす、増えたBDNFが脳の神経細胞やシナプスを修復する、という3…
-
『ボルタレン』の「サポ」は、錠剤と何が違う?~坐薬にする3つのメリット、即効性・副作用・小児への使用…
【薬剤師が執筆・監修】同じ『ボルタレン』でも、坐薬は即効性に優れ、胃腸障害が少なく、1歳からでも使える~投与経路を変えることのメリット…
-
『ホクナリンテープ』を貼る場所は、どこが一番良い?~胸・背中・上腕部の違い
【薬剤師が執筆・監修】胸・背中・上腕部(二の腕)で同じ吸収・体内動態を示す『ホクナリンテープ』~子どもが剥がしてしまったり、お風呂で剥がれてしまうことを防ぐため…
-
『デパス』と『ソラナックス』、同じ抗不安薬の違いは?~筋弛緩作用と不安障害への効果
【薬剤師が執筆・監修】腰痛や頭痛にも適応のある「筋弛緩作用」の強い『デパス』と、「パニック障害」の治療初期にも使う「抗不安作用」の強い『ソラナックス』…
-
『マイスリー』と『ハルシオン』、同じ睡眠薬の違いは?~ω受容体の選択性と相互作用
【薬剤師が執筆・監修】効き目が鋭い『ハルシオン』と、転倒リスク・相互作用が少ない『マイスリー』~ジアゼパム換算と、ω1・ω2の選択性による筋弛緩作用…
-
『ロキソニン』や『ボルタレン』でも「アスピリン・ジレンマ」は起こる?~非可逆阻害でなければ生じない時…
【薬剤師が執筆・監修】「アスピリン」がCOXを非可逆阻害することで起こる、「トロンボキサン」合成阻害が優位になるタイミング~血小板と血管内皮細胞が入れ替わる時間…
-
『バイアスピリン』を服用中に、痛み止めの『バファリン』を使っても大丈夫?~アスピリンジレンマのメカニ…
【薬剤師が執筆・監修】「アスピリン」は飲む量によって薬理作用が変わる~「トロンボキサン(TXA2)」と「プロスタグランジン(PGI2)」の合成阻害効果の優劣で決…
-
抗生物質の飲み薬は、市販されている?~原因菌の特定と耐性菌のリスク
【薬剤師が執筆・監修】感染症の原因は細菌なのかウイルスなのかを見極め、更にどんな種類の細菌かを特定してからでないと、効果のある抗生物質を選ぶことはできない…
-
『メバロチン』・『リポバス』・『ローコール』は、夕食後の服用でないとダメ?~スタチンの用法と実際の効…
【薬剤師が執筆・監修】コレステロール合成の日内変動と、朝1回と夕1回での治療効果の差~朝夕の指定がない「ストロング・スタチン」の効果…
-
「スタチン」と「フィブラート」の併用は可能?~横紋筋融解症のリスクと、低HDLの脂質異常症
【薬剤師が執筆・監修】原則禁忌の併用も、腎機能に問題がなく、中性脂肪(TG)が高く善玉コレステロール(HDL)が低いタイプの脂質異常症の人では、安全かつ有効であ…
-
『ベネット』や『ボナロン』、骨粗鬆症の薬は週1回や月1回の方が飲み忘れない?~用法の選択と服薬実行率…
【薬剤師が執筆・監修】服薬実行率が75%以上でなければ十分な効果が発揮されない「ビスホスホネート製剤」の飲み忘れを防ぐために~週1回の優れた服薬継続率と、月1回…
-
『ナゾネックス』や『アラミスト』、1日1回の点鼻薬はいつ使えば良い?~ステロイド点鼻薬を使うタイミン…
【薬剤師が執筆・監修】1日1回の「ステロイド点鼻薬」は、朝でも夜でも、鼻づまりの症状がマシな時に使うのが良い~効果がいまひとつの場合、回数や量を増やしても効果は…
-
高血圧の治療は、120mmHgと140mmHgのどちらを目標にするのが良い?~SPRINTの結果と厳…
【薬剤師が執筆・監修】120mmHgまで血圧を下げる厳密な降圧目標では、心筋梗塞や脳卒中を減らせるが、副作用のリスクも高まる~持病や病歴、使う薬によって、適切な…
-
「顆粒」・「細粒」・「散」・「ドライシロップ」、同じ粉薬の違いは?~定義の変更と、計量混合加算と自家…
【薬剤師が執筆・監修】「顆粒」と「細粒」は粒子径の違い、「顆粒」と「散」は製造工程の違い~第十六日本薬局方から変わった定義、「ドライシロップ」を混ぜたときの算定…
-
抗うつ薬の『サインバルタ』が腰痛に効く?~神経痛へのSNRIの効果
【薬剤師が執筆・監修】『サインバルタ』は「セロトニン」と「ノルアドレナリン」の作用を高め、痛みを抑える「下行性疼痛抑制系」の働きを強化することで、「慢性腰痛症」…