薬の飲み方
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『バイアスピリン』は粉砕不可?~副作用を減らす「腸溶錠」の意図と粉砕の可否
【薬剤師が執筆・監修】『バイアスピリン』が「腸溶錠」なのは、アスピリンによる胃粘膜への直接刺激を減らすため~必要に応じて粉砕もできるが、胃への副作用・湿気による…
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『エパデール』の用法が食直後なのは何故?~吸収への影響と外食時の注意
【薬剤師が執筆・監修】『エパデール』は空腹時に飲んでもほとんど吸収されない~「食直後」は食べ終わって10分以内が基本…
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『ネキシウム』などのPPIは、食前に飲んだ方が良い?~食事とPPIの効果
【薬剤師が執筆・監修】PPIは、食事によって胃のプロトンポンプが活性化している時に使うと、より効果が高まる…
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『ドラール』は食後に飲んだらダメ?~食事の影響、寝る前の夜食にも注意
【薬剤師が執筆・監修】併用禁忌「食物」の『ドラール』~胃に内容物があると血中濃度が2~3倍に高まり、中毒症状を起こす恐れがある…
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『PL配合顆粒』は1日3回と4回、どっち?~用法と市販のかぜ薬との有効成分の比較
【薬剤師が執筆・監修】4包綴りの『PL配合顆粒』の用法は1日4回~1日3回で服用しても薬の量は市販のかぜ薬と同じか多いくらい…
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『ナウゼリン』は食後に飲んだら効果が無くなる?~用法が「食前」の理由
【薬剤師が執筆・監修】『ナウゼリン』を食事の30分前に服用しておけば、食事が始まることには薬が効いていて、しかも「胃もたれ」による吐き気も防ぐことができる…
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『メバロチン』・『リポバス』・『ローコール』は、夕食後の服用でないとダメ?~スタチンの用法と実際の効…
【薬剤師が執筆・監修】コレステロール合成の日内変動と、朝1回と夕1回での治療効果の差~朝夕の指定がない「ストロング・スタチン」の効果…
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『ベネット』や『ボナロン』、骨粗鬆症の薬は週1回や月1回の方が飲み忘れない?~用法の選択と服薬実行率…
【薬剤師が執筆・監修】服薬実行率が75%以上でなければ十分な効果が発揮されない「ビスホスホネート製剤」の飲み忘れを防ぐために~週1回の優れた服薬継続率と、月1回…
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『ディオバン』の用法が、朝から夜に変わったのは何故?~血圧の日内変動
【薬剤師が執筆・監修】『ディオバン』は1日1回で24時間安定した効果が続くが、特に夜の血圧が高くなるタイプの高血圧には夜の服用が効果的~飲み方を変えるだけで治療…
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『クラバモックス』の味を子どもが嫌がる、上手な飲ませ方はある?
【薬剤師が執筆・監修】『クラバモックス』は、「オレンジジュース」や「チョコアイス」と混ぜると飲みやすくなるが、「りんごジュース」と混ぜると飲みづらくなる~何と混…
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睡眠薬は、いつ飲んだら良いの?~筋弛緩作用、催眠効果の減弱、健忘症
【薬剤師が執筆・監修】睡眠薬を飲むタイミングは「布団に入る直前」が基本~飲んだ後の3つの注意点…
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花粉症に『アレグラ』、いつから飲み始めるのが良い?~ガイドラインでの推奨と、身体への蓄積
【薬剤師が執筆・監修】『アレグラ』は「花粉飛散予測日」もしくは「少しでも症状が出始めた日」から服用をスタートすることで、症状が酷くなることを防ぐことができる…
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『クラバモックス』の用法が食直前なのは何故?~「クラブラン酸」の吸収に与える影響
【薬剤師が執筆・監修】『クラバモックス』を食後で服用すると、抗生物質「アモキシシリン」の効果を高める「クラブラン酸」の吸収が低下する~βラクタマーゼ阻害剤を配合…
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『ミルラクト』をミルクに混ぜたが飲まない。しばらく置いておいても大丈夫?~酵素の安定性
【薬剤師が執筆・監修】薬を混ぜたのにミルクを飲まない、という事態でも焦らない~水やミルクと混ぜても、50℃以下であれば5時間は安定…
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『タミフル』や『リレンザ』、薬をもらった初日も1日2回使うべき?~インフルエンザの薬の服用間隔
【薬剤師が執筆・監修】『タミフル』は3時間、『リレンザ』は2時間以上の投与間隔をあけて、できるだけ初日から1日2回で治療をスタートさせる…
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ピロリ除菌中、お酒を飲んではいけないのは何故?~二次除菌の「メトロニダゾール」とアルデヒド蓄積
【薬剤師が執筆・監修】「メトロニダゾール」が持つアルデヒド分解阻害作用~一次除菌と二次除菌で使う薬の差…
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牛乳・ミルクに薬を混ぜたらダメなのは何故?~相互作用と好き嫌い
【薬剤師が執筆・監修】”ミルク嫌い”になってしまうことのリスク~主食や、ぜひ食べさせたい栄養価の高いものとは混ぜない…