【活動実績】PharmaTribuneでコラム「世間を賑わした健康情報」連載中です
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【活動実績】PharmaTribuneでコラム「世間を賑わした健康情報」連載中です
薬剤師や薬学生向けの情報誌・Webサイト「PharmaTribune」でコラム「薬剤師目線で考える~今月世間を賑わした健康情報」を連載中です。
(2019年から「薬剤師が押さえておきたい健康情報」にタイトルが変わっています)
(2020年から「MedicalTribune」に掲載されています)
忙しい薬剤師でもさっと情報収集できるように、世間を賑わせた薬関連のニュースをいくつかピックアップし、一言コメントも添えています。テレビや週刊誌などで話題になった健康情報について、患者さんから質問を受けた際に「何それ?」とならないよう、前もって情報収集できるようなコラムにしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
押さえておきたい健康情報(毎月更新)
1ヶ月の間に世間を賑わせた健康情報をピックアップするコラムです。
患者さんからの質問に備えて、業務の合間や昼休みなどでも短時間で無理なく読めるよう、押さえておきたいテーマを3~4個程度に厳選して紹介しています。
【2021年】
◆1月
新型コロナmRNAワクチンの有効性・安全性、実用化が速かった理由
Apple Watch「心電図」アプリが日本にも登場
アルツハイマー型認知症の予防薬の治験がスタート
【2020年】
◆12月
爪水虫薬に睡眠薬が混入した問題で健康被害が200件
職場内クラスターの発生を防ぐポイント
メディアでもよく話題になる『アビガン』の審査継続
医療マンガ大賞で描かれた終末期の治療
◆11月
65%の人が「かぜ薬」を誤解しているという調査
感染症対策と称した、消毒・除菌液の噴霧の問題
「陰性証明」と検査ビジネスの問題
保育園での「ヒスタミン中毒」の発生
◆10月
妊娠中のNSAIDs、20週以降で悪影響の恐れ
ダパグリフロジンに慢性心不全の適応追加
HPVワクチンの接種減で、年間4,000人が死亡と推計
レムデシビルに対するWHOとFDAの見解違い
◆9月
著名人の自殺に関する報道ガイドライン
インフルエンザワクチン接種時期の調整
手袋着用など、過剰な感染対策を減らすポイント
コロナワクチンの治験中断ニュース
◆8月
「ポビドンヨード」うがい薬に飛びつく必要がない理由
インスリン治療を中断させたことを「殺人」と最高裁が認定
今年も熱中症による病院搬送が続出
WHOが18歳未満の小児に対するマスク着用の指針を公表
◆7月
相次ぐ抗体検査の誤用~陰性証明で間違った安心
空手選手が「ツロブテロール」でドーピング違反
「ヘパリン類似物質」にスキンケア用の医薬部外品が登場
ドラマ「アンサングシンデレラ」、3ヶ月遅れで放送開始
◆6月
大阪府・市が支援するワクチンの治験と医療倫理
薬のPTPシートを1錠ずつに切り離してはいけない理由
新型コロナの影響で、予防接種を受けた子どもが減少
「花粉を水に変えるマスク」、景品表示法違反で課徴金
◆5月
『アビガン』の承認見送りと、誤解から生まれる抗議
2歳未満に対するマスク着用の注意喚起
次亜塩素酸水の噴霧に対する注意喚起
ワイドショーやSNSで広まる善意・正義感によるデマ
◆4月
まだ有効制・安全性が確認されていない『アビガン』の報道内容
外出自粛に伴う乳幼児の予防接種率低下
PCR検査で「陰性証明」を求める風潮について
◆3月
新型コロナウイルス感染症に関する情報源(公的機関・専門機関)
感染者が確認された医療機関に対する差別行為
薬の自己中断に対する注意喚起
◆2月
2億円の値段がついた脊髄性筋萎縮症の治療薬の「ゾルゲンスマ」
病院薬剤師のドラマ「アンサングシンデレラ」のドラマ化
新型コロナウイルス感染症の予防に対するマスクの意義
◆1月
新型コロナウイルス感染症の流行と薬機法に抵触する商品販売
ゲームを利用した服薬支援アプリ
認知症の早期発見の意義、発見後のフォローの重要性
【2019年】
◆12月
週刊誌に掲載された『フェブリク』の正確な記事
欠席・欠勤に対する意識とインフルエンザ検査の精度と意義
インフルエンザ脳症による死亡例とワクチンの重要性
◆11月
大手新聞に掲載された根拠のないがん治療の広告
ウエアラブル機器を使った病気の早期発見の取り組みと、その意義
サプリメントの4割が規程時間内に溶けなかったという報告
『リリカ』の処方量と高齢者の交通事故~疑似相関に注意
◆10月
HPVワクチンの有効性・安全性の根拠を軽視した政治家の発言
多剤併用のリスクを指摘するテレビ番組と患者の薬識変化
服薬の有無を問わず起こる「インフルエンザの異常行動」
◆9月
若者の間で濫用される「咳止め」
定期接種化される経口のロタワクチンの効果
祖父母の家で起こり得る、乳幼児による薬の誤飲
医療従事者でも誤解が多い、HIVに対する認識
◆8月
ピボキシル基を持つ抗菌薬の低カルニチン血症に対する注意喚起
花粉症薬の保険適用外で医療費削減~OTCがある薬とない薬
「鎮痛薬」オピオイドで5万人死亡、という報道
エボラ出血熱騒ぎ~飛沫感染・空気感染との違い
◆7月
『フェブリク(一般名:フェブキソスタット)』添付文書の改訂
調剤薬局は最後の砦 薬のミスから命を守る薬剤師の仕事とは
風疹はどんな病気?
花粉を水に変えるマスク→根拠なし 消費者庁が措置命令
◆6月
子宮頚がんワクチン、14ヶ国の調査で効果明らかに 撲滅の可能性も
88歳の女性が医師の処方通りに大量の薬を飲んで救急搬送
「認知症予防」根拠薄く批判、政府が数値目標取りやめ
アフターピル(緊急避妊薬)、必要とする女性に、どう届けるべきか
◆5月
日焼け止めの化学物質は体内に吸収され、血液中に流れ込んでいた:米当局の臨床試験から
岡山県が子宮頸がんワクチン啓発 有効性やリスク、判断情報を提供
「女性にAED」はセクハラ? 高校生ら対象の調査で男女格差、パッド装着時に抵抗感か
抗生物質の販売量減少 適正使用啓発の成果か
◆4月
世界のはしか感染者、1~3月で前年の300%増 WHO
勃起不全薬の成分5倍弱=健康被害の恐れ
製造段階で禁止物質混入 沢井製薬など注意呼び掛け
インフルエンザ患者報告数、33都道府県で増加 B型の流行が影響か
◆3月
前半版(『ゾフルーザ』の耐性ウイルス検出、かかりつけ薬剤師のシール売買)
後半版(災害トリアージの責任の所在、インスタ医療団の活動)
◆2月
前半版(麻疹の流行とSNSの医療情報、病気を公表した人への言動など)
後半版(SNS企業が医療デマ拡散への対策を発表、『オプジーボ』の副作用報道)
◆1月
前半版(インフルエンザの新薬『ゾフルーザ』の祭り上げ、めまい薬と認知症)
後半版(『ゾフルーザ』の耐性、インフルエンザの治癒証明書など)
【2018年】
◆12月
前半版(風疹予防接種の無料化、女子高校駅伝で起きた鉄剤の注射など)
2018年のまとめ(風疹・免疫チェックポイント阻害薬・熱中症)
◆11月
前半版(映画「MMRワクチン告発」の公開中止、「リアップ」後発品の参入など)
後半版(新聞の調剤薬局批判、ω-3脂肪酸で体重が減るという健康番組など)
◆10月
前半版(ノーベル賞を受賞した「オプジーボ」、日本でのHPVワクチンの現状)
後半版(風疹流行と日本への渡航制限、インフル新薬「ゾフルーザ」など)
◆9月
前半版(ジェネリック医薬品に対する誤解、「ダメ。ゼッタイ。」の弊害など)
後半版(風疹抗体検査の無料化、iPS血小板の再生医療など)
◆8月
前半版(抗がん剤の誤投与による死亡事故、風疹の流行、サマータイム法案など)
後半版(爽健美茶で流産するという誤報、ディオバン関連の論文撤回など)
◆7月
前半版(医薬品の回収騒動、正露丸の特許、子どもの熱中症リスクに対する意識など)
後半版(妊婦にバイアグラを使った臨床試験、EM菌、熱中症に対する提言など)
◆6月
前半版(フランスで抗認知症薬の保険が外れたこと、父親の子育て知識の不足など)
後半版(週刊誌に掲載された「副作用リスト」の扱い方、市販薬のリスクなど)
◆5月
前半版(「ブラックペアン」に対する抗議、HPVワクチンの有効性・安全性の報道など)
後半版(『タミフル』の年齢制限解除、睡眠薬が着色された理由、妊婦の救急車利用など)
◆4月
前半版(調剤報酬を紹介する節約術、胎盤食のリスク、白米と健康の関係など)
後半版(麻疹[はしか]の予防接種記録の確認方法、妊娠中の生肉食のリスクなど)
◆3月
前半版(HPVワクチンに関する新しい報告、エイズに関する誤解、震災への備蓄薬など)
後半版(残薬と返金、インフルエンザの治癒証明書、エピペンの併用禁忌解除など)
◆2月
前半版(セルフメディケーション税制、薬の用法に対する不適切なテレビ番組への注意喚起など)
後半版(冬季五輪のドーピング違反、VRで病床から登山・旅行経験ができる取り組みなど)
◆1月
前半版(イブプロフェンと不妊、テレビで放送された丸山ワクチンの効果など)
後半版(薬剤師が行う疑義照会の経済効果、日本から失われた「集団免疫」など)
【2017年】
◆12月
前半版(水ぼうそうがワクチンの効果で激減していること、お薬手帳への活用方法など)
後半版(AEDに関するデマがSNSで拡散されたこと、日本人医師の受賞など)
◆11月
前半版(海外から輸入された痩せ薬による健康被害、グレープフルーツジュースダイエットなど)
後半版(インフルエンザの異常行動に対する一部メディアの不適切な報道、ビールと認知症など)
◆10月
前半版(抗がん剤をストップしたという情報発信、医療機関のミスでドーピング違反が出たことなど)
後半版(ドラマ「コウノドリ」とHPVワクチン、危険薬物を使った際のVR動画など)
◆9月
前半版(おたふく風邪と難聴、週刊誌による漢方薬バッシング、NHK「かかりつけ薬剤師」の特集など)
後半版(カフェイン中毒の蔓延、美容目的での『ヒルドイド』処方による医療費圧迫など)
◆8月
前半版(先天異常とナイアシン[ビタミンB3]投与、サプリメントによる健康被害など)
後半版(国体で初のドーピング違反、健康食品の打消し表示に対する規制など)
◆7月
前半版(塩分の過剰摂取による死亡例、日焼け止めと骨粗鬆症リスクなど)
後半版(車内の温度変化と子どもの置き去りの危険性、終末期の高血圧治療と薬の中止など)
◆6月
前半版(週刊誌が煽る副作用情報、カフェインの摂取量と中毒死の事例など)
後半版(卵アレルギー予防に卵を摂取する方法、小児へのコデイン類の投与禁忌など)
世間を賑わせた健康・医療情報に関するコラム(不定期)
特に大きな話題を呼んだテーマ、患者さんからの質問が多いと予想されるテーマについては、個別にコラムも書いています。日々の業務や患者対応の際に、参考にして頂ければと思います。
「不要な薬を返すので、返金して欲しい」と言われた時は(2018年5月24日)
医療費を圧迫する「残薬」はたびたびメディアでも取り沙汰されますが、時に「薬を返せば返金してもらえる」という誤解とともに広まってしまうことがあります。返金に応じられない法的な根拠、品質管理上の問題、患者への説明の仕方や家族での使い回しのリスクも踏まえて解説しています。
【コラム更新】
「不要な薬を返すので、返金して欲しい」と言われた時は調剤薬局で薬をお渡しするという行為は健康保険法上の「療養の給付」に当たり、返金できる性質のものではないこと、また品質管理上の問題を述べるリスクや、返金を求める患者背景についての解説です。https://t.co/05OpTv9Bdq
— Fizz-DI@薬の比較と使い分け (@Fizz_DI) 2018年5月24日
AED、使うべきかどうか迷ったらどうする?~AEDにまつわる3つの誤解(2017年8月31日)
AEDの普及は進んでいますが、AEDを正しく理解し適切に扱える人は多くありません。「宝の持ち腐れ」にならないよう予め使い方や注意点は確認しておくべきです。コラムでは特に誤解の多い以下3点について、解説しています。
【コラム更新】
①AEDを装着したらすぐ電気ショックが行われる
②呼吸をしている様子だったらAEDを装着してはいけない
③AEDで傷病者の状態が悪化したら責任を負わなければならないこれらはAEDにまつわる大きな誤解です。https://t.co/EFfJknJpdh
— Fizz-DI (@Fizz_DI) 2017年8月31日
◆指導したのに、ネット情報を信じるのはなぜ?(2017年6月17日)
ネット上には様々な医療情報に溢れていますが、自分にとって都合の良い情報を選んで読んでしまう傾向があります。医療情報は、それを読んだ人がどういった行動につなげるかまで考えて発信する必要があり、間違ってさえなければ問題ないというわけではありません(※8月15日発刊の誌面[95号]にも掲載)。
インターネットでは自分に都合の良い情報を選んで読んでしまう傾向にあること、「睡眠薬はどのくらいで効く?」という質問の裏には、色々な潜在リスクが隠れていることを踏まえて、薬剤師が目指したい情報発信・提供の方法について書きました。
良ければ目を通してくださいませ🙇 https://t.co/VfCNCAV9h8— Fizz-DI (@Fizz_DI) 2017年6月21日
◆副作用情報で読者の不安を煽る記事の扱い方(2017年6月15日)
テレビや週刊誌などでは、極めて偏った情報で薬を批判する特集が頻繁に組まれます。そのたびに現場では大きな混乱を来たし、「飲むべき薬を飲まなくなってしまう」ことで生命の危機に陥る人も出てくる恐れがあります。コラムでは、こうした無責任な情報に毎度振り回されないようにするために、どのように記事・報道を扱えば良いかを考えています。
PharmaTribuneさんで記事を書かせて頂くことになりました(*´ω`*)
テレビや週刊誌などで話題になった健康情報について、患者さんから質問を受けた際に「何それ?」とならないよう、前もって情報収集できるようなコラムにしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします🙇 https://t.co/d4c92et6Hw— Fizz-DI (@Fizz_DI) 2017年6月15日
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